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若手確保へ賃上げ手厚く 物流業・建設業など

 人手不足に悩む小売業や建設業、物流業で若手に手厚く賃上げする企業が相次いでいる。処遇改善により、就職人気の高いメーカーやIT(情報技術)系など他産業に対抗。若い人材を採りやすくし、優秀な若手社員の離職を防ぐ狙いがある。人手不足が長引くようだと、中堅以上の社員に手厚く配分してきた伝統的な賃金制度を見直す動きが他産業にも広がりそうだ。

 インテリア雑貨店「フランフラン」を運営するバルス(東京・渋谷)は2018年4月入社の新人の基本給を1万円引き上げる。今春も初任給を2万円引き上げており、昇給率は10%に達した。全社員の9割超でベアを実施し、平均昇給率は5.4%だった。相対的に賃金の低い若手に報いることで働き手の確保や離職防止につなげる。

 ヤマト運輸は4月、勤続10年未満の若手社員に手厚いベアを実施した。ベアは全社員平均で814円だが、若手社員は1000円程度とした。若いトラック運転手が不足しているため、手厚く配分して人材確保につなげる狙いだ。

 高級フルオーダースーツ店「銀座英国屋」を運営する英国屋(東京・中央)は17年4月、入社1~3年目の若手社員を対象に、給与を一律2万3000円引き上げた。同社は即戦力となる中途採用を中心としていたが、14年4月から約20年ぶりに新卒採用を再開。給与の引き上げは、「若手に活躍してもらう狙いと、より多くの学生に応募してもらう狙いがある」(英国屋の小林英毅社長)。

 建設業でも大成建設や清水建設など大手ゼネコン(総合建設会社)のほか、準大手でも若手に手厚い処遇改善が相次いでいる。

 戸田建設は総合職を対象に一律5000円のベアを実施した。定期昇給と合わせた昇給率は35歳平均で4.2%だが、定額のため若手により手厚い形となる。業績が好調なためベア実施は3年連続で、社員の士気向上につなげる狙いもある。

 西松建設は課長未満の総合職だけを対象に定率5.0%のベアを実施した。定期昇給と合わせた昇給率は7.3%。2年ぶりのベア実施となるが、現場を支える若手に報いることにした。

 日本経済新聞社がまとめた採用計画調査では、今春入社の新入社員の初任給は製造業は16年度に比べて0.4%増だったが、より人手不足感が強い非製造業は0.6%増だった。人手不足に対応して若手社員の待遇を改善し優秀な人材を確保しようとしている。【日本経済新聞】

 

  中小企業経営者協会 岡本経営労務事務所
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