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「金の卵」高卒採用に熱 18年春選考解禁

 2018年春に卒業する高校生の採用選考が16日、解禁された。堅調な企業業績や人手不足を背景に高校卒採用の求人倍率は17年春卒まで6年連続で拡大した。18年春卒も上がる見込みで、1994年卒以来、24年ぶりの高水準となる見通し。人手不足に悩む運輸などの業界が採用増を計画するが、大卒と同様に求職者優位の売り手市場で、生徒の確保に様々な手を講じる企業が目立つ。

 高校生の就職活動は学業への支障を避けるため高校を通じて企業に応募し、一定期間は同時並行で複数社の選考を受けられない制約がある。厚生労働省によると17年春卒の求人倍率は2.23倍と6年連続で増えた。生徒優位の就職環境が続き、企業は人材確保に苦戦する構図が強まっている。

 セコムグループは都内で16日に約50人の面接を実施した。全国で順次選考を始める。高校生がどの企業に応募するかは指導教員らの意見に影響を受けやすい。全国で開かれる高校との採用関連の交流イベントへの参加数を昨年の5倍に増やす。全国の高校とパイプを太くしたい考えで17年春の実績より1割以上多い204人の採用を目指す。

 セコムは従来、高卒社員はまず都市部で勤務させていた。18年春卒は入社直後から生徒の地元での勤務を認めるよう処遇を見直す。働きやすい環境を整えて職場の魅力を訴え人材確保を目指す。

 人手不足が続く運輸業界も人材獲得に懸命だ。福山通運グループはトラックの運転に必要な中型運転免許などの取得にかかる入社後の費用の全額を負担する。従来は自己負担だった。費用面での就業のハードルを下げ、応募増につなげる。

 同社は昨年実績より2割以上多い200人の採用を目指す。知名度の高い企業が高卒採用に参入し、競合するケースが増えているといい、早川淳人事部長は「今年は昨年以上に厳しい」と話す。

 テルモは17年卒の3倍となる60人を工場勤務者として採用する計画。国内生産回帰の流れが強まっているほか、ベテラン技能者の退職に伴う技能伝承の必要性が増しており、製造業の採用意欲は高まっている。

 日本経済新聞が4月にまとめた調査では主要企業の18年卒の高卒採用計画数は17年卒実績に比べ4%増。少子化が進むうえ大学への進学希望者が増え、採用コンサルタントの谷出正直氏は18年卒の求人倍率が「17年卒より高まる見込み」と分析する。企業の人事担当者の間でも94年卒の2.46倍をうかがう高水準になるとの見方が強い。1960年代の高度経済成長は若年労働者が支えた。「金の卵」ともいえる高卒を巡る採用戦線はさらに熱を帯びそうだ。【日本経済新聞】

 

  中小企業経営者協会 岡本経営労務事務所
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