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過労死・過労自殺、昨年度190人 横ばい状態続く

 過労死や過労自殺(未遂を含む)で労災認定された人が2017年度は計190人いたことが、厚生労働省が6日発表した「過労死等の労災補償状況」でわかった。前年度より1人減ったものの、ほぼ横ばいだった。政府は15年度に過労死をなくすための対策をまとめた「過労死防止大綱」を策定したが、その後も大勢の人が働き過ぎや仕事のストレスで亡くなる状況が続いている。

 くも膜下出血や心筋梗塞(こうそく)などの「脳・心臓疾患」で過労死した人は92人で、前年度より15人減った。一方、仕事のストレスなどで「心の病」を患って過労自殺・自殺未遂をした人は14人増の98人で、14年度の99人に次ぐ過去2番目の多さだった。

 長時間労働が背景にあることも改めて浮き彫りになった。過労死のうち時間外労働が「過労死ライン」とされる月80時間以上の人は9割、月100時間以上の人は5割を占めた。過労自殺・自殺未遂では月80時間以上の人が5割を超えた。

 実際に働いた時間にかかわらずに一定時間を働いたとみなし、残業代込みの賃金を支払う「裁量労働制」で働いていた人は過労死で2人、過労自殺・自殺未遂で5人いた。この制度は長時間労働に陥りやすいとされている。

過労死の業種別では、「運輸・郵便業」が40人で最多。「卸売り・小売業」が15人、「製造業」が14人と続いた。年齢別だと、最多は40代の41人で、50代(29人)、30代(13人)の順で多かった。

 過労自殺・自殺未遂を業種別でみると、「製造業」が24人、「建設業」が21人と多かった。年齢別は40代(36人)、30代(26人)、20代(16人)の順だった。過労死に比べて若い世代で多く、10代も2人いた。

 また、「心の病」で労災認定された人は過労自殺・自殺未遂を含めて506人で、前年度より8人増えて2年連続で過去最多となった。体の病は過労死を含めて前年度より7人少ない253人だった。

 政府は働き過ぎを防ぐ仕組みとして、6月末に成立した働き方改革関連法に残業時間の罰則つき上限規制を盛り込んだ。時間外労働の上限を繁忙期でも「月100時間未満」、年間上限を「720時間」などと定め、大企業で19年4月、中小企業で20年4月から始まる。【朝日新聞】

 

  中小企業経営者協会 岡本経営労務事務所
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