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所長 岡本孝則より年末のご挨拶 2015年を振り返り、皆様へ・・・  

2015年を振り返り、皆様へ・・・  

所長 岡本孝則

 今年も残り少なくなり、一年を振り返る機会も増えてきました。

主な出来事、ニュースを見ていても、それも今年のことだったのか・・・と思うこともあり、時の流れの速さ、関心の薄れ方の速さというものを実感しています。

 私の関わる人事・労務に関して言えば、元々対象が『人』という「身体」と「心」とを伴う大変難しい存在である故に、起きる問題の多様化、起こった場合の根深さは年を追うごとに益々複雑になっています。

極端に言えば、少し前であれば一笑にふすような、今でも普通に聞けば、そんな要求が通るのかと驚くようなことであっても、経営者や人事担当者のはじめの答え方や、その後の誤った対応によっては、大なり小なりの金銭と時間という(経営者にとっては大変大きな)代償を払うことになってしまうことが多々あるのが現状です。

 私は経営者の方からのご相談を受け、仕事をしている訳ですから、もちろん経営者側に立ってということにはなりますが、日々社会・経済情勢、労働環境が変化していくなか、労働者が不満を募らせるような法による割り切った解決方法ではなく、少しでも双方が納得のいくような解決をと今まで以上に心掛けた一年でした。

 今年全般を振り返ると、『働き方』については、「正社員」が何といっても一番という考え方から、次第に自分に合った働き方を選ぶ(もしくは選ばざるを得ない)人たちも多くなってきました。そのひとつとして昨年来話題の「限定社員」は、結婚を機に家庭に入ってしまった女性の労働力を引き出そうという狙いもある一方で、現在働いている人が「育児休暇」や「介護休暇」が取れず離職せざるを得ないという事例も増えており、労働人口を増加させようという狙いはなかなか進展がないのが現状です。

 また、働き方の多様化により、正社員の人数も限定されているため、業務量の負担増による過重労働や過労死、また精神疾患による労災認定など深刻な問題も増えました。

「一億総活躍社会」といっても、働きたい側(労働者)が求める仕事と、企業側が求める仕事とのミスマッチは相変わらずで、働き方を選ぶ以前に働きたい業種に付けないという人たちが全体からみれば大半といっても過言ではない状況です。

 介護関係や保育士など、今すぐにも必要なのに絶対数が不足している業種もあり、これらは何年も前から先を見越しての対応が必要であったはずなのに、未だその遅れは深刻です。

 そして、世間では配達の遅れや誤配などが頭に浮かんでしまう『マイナンバー制度』ですが、私の仕事にとってこの対応への準備が今年の大きな出来事でした。

顧問企業様から従業員の方のマイナンバーを収集し、社会保険事務を取り扱う事務所の責任者として、徹底した情報漏洩対策を講じた一年だったと思います。

当然のことながら、今までも顧問企業様の情報に関する守秘義務は事務所としてもあった訳ですが、今回はその比ではありません。

 その為、社会保険労務士事務所として私の出来うる限りのということで、今年に入ってから次の3つを柱として、マイナンバー取り扱いに対する対策を行いました。

1.【重要性認識及び意識向上】

全職員がこの法律の重要性を認識するよう、事務所内で毎月DVDやテキスト使い勉強会、研修会、会議を行いました。

2. 【組織的観点・人的観点からの安全管理措置】

マイナンバー漏洩を防ぐ安全管理措置を徹底して遵守するための教育を行いました。

それと並行して、当事務所の「特定個人情報保護規定」を作成し、「特定個人情報保護に関する誓約書」を全職員から提出させました。

3.【物理的観点・技術的観点からの安全管理措置】

専門業者により事務所内の改装工事を行い、新たに部屋を設け、そこを更に「管理区域(マイナンバーを保管する区域)」と「取扱区域(マイナンバーを取り扱う事務を実施する区域)」とに仕切り、明確に区分しました。

この部屋の入退出には個人認証(パーソナル)キーが必要となり、「管理区域」へのパーソナルキーは数人の職員のみに限定しています。

この認証システムと監視カメラの取り付けにより、職員の入退出管理を厳格に行えるようにしました。

また事務所入り口(受付)側にはパーテーションを設置し、入口から内部が見えないよう配慮しました。外部からの侵入を防ぐため、事務所入口をはじめ室内もすべてカバーできるようセコムを導入しセキュリティーを強化しました。

 これらを踏まえ、10月に定員50名で『マイナンバー制度への対応』という顧問企業様を対象にセミナーを行いましたが、ご案内と同時に満席となったため、11月に追加で更に80名定員で2回目のセミナーを行いこちらも満席となりました。

今年一年取り組んできた事務所でのマイナンバー対策を具体的に、かつ、顧問企業様にも導入しやすいよう分かり易くご説明致しました。

 今年を表す漢字一文字は『安』でしたが、私は「人事・労務」の専門家として常に経営者の皆様に『安心』して相談できる、任せられると思って頂ける社会保険労務士でありたいと思っております。

 今年一年間、お世話になりました。

 本当にありがとうございました。

 

                                                                                                                                 所長  岡本 孝則

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